本日はドキュメント枠です。
昨日Unity2021LTSを導入しましたが、Univarsal RenderPipelineのバージョンも12.1.6が使用できるようになっています。
URPはUnityの次世代グラフィックパイプラインになるといわれています。
今回はURPの最新の機能を学習します。
〇URPのロードマップ
URPの新機能開発状況を確認できます。
〇ポイントライトシャドウ
Unityのライトコンポーネントの一つであるPointLightでShadowが使用できるようになりました。
これによってDirectionalLight同様にオブジェクトで陰影とほかのオブジェクトに対しての影を描画できるようになりました。
〇カメラのハローとレンズフレア
ハローとフレアはカメラのレンズへ光の反射が映りこむことで、より魅力的な絵を作ることができます。
ハローは太陽光などの発行物に対して光輪が現れることを指し暈とも呼ばれます。
レンズフレアはBloomに似た現象でレンズに入り込む光が暗い場所へ漏れにじむことを指します。
PostProcessingとして使用できるようになりました。
このレンズフレアはProjectウィンドウAssets内で右クリックしてProfileを作成して使用します。
フレアとして表示される画像は円以外にも自作のテクスチャも使用できます。
〇Reflection Probe
Reflection Probe Blendingという機能が追加されました。
Reflection Probeはあらかじめある宙域での反射感を記録しておく反射表現に使用するテクニックです。
従来ではエリア同士のオブジェクトの移動で急激にリフレクションプローブの画像が切り替わっていましたが、この機能により滑らかに変更されるようになりました。
〇Render Pipeline Debug Window
URPに搭載されたレンダリングデバッグの機能です。
ランタイム・停止時どちらでも使用でき、反射やAlbedo、ノーマルなどを可視化することができます。従来のHDRPに搭載されている機能に似た機能がURPに導入されたようです。
この機能は上部ワールドタブからWindow→Analysis→Rendering Debuggerから使用することができます。
前半はここまでで後日後半を見ていきます。