夜風のMixedReality

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Holographic Remoting を実行時にバージョンエラーが発生した問題の対処

本日はHoloLens 2トラブルシューティングです。

HolographicRemotingを実行しようとした際にエラーが発生してしまっていました。今回はこれを修正していきます。

〇HolographicRemotingとは?

HolographicRemotingはMixedRealityToolkitで提供されるHoloLens向けの機能で優先or無線でHoloLensと接続している状態で行うことができるリモートレンダリング機能を指します。

通常HoloLensアプリケーションはPCで開発し、Unityエディタ上でデバッグを行います。

しかしこの場合どうしてもPCの2Dウィンドウでのシュミレーションになるため実機とっ見た目や体験が異なることが出てきます。

こういった場合に一回一回デプロイしなくてもUnity上の画面とHoloLensのインプットを同期させることで開発を加速させることができます。

また、HoloLensでは通常耐えきれないような高グラフィックであってもPCのパワーを使用してレンダリングすることができます。

〇環境

・Windows 11PC

・Unity 2021.3.5f1

・MRTK core definitions ver 3.0.0-pre14

〇発生したエラー

今回はHolographicRemotingの設定を行い、Unityエディタで実行時にエラーが発生してしまいました。

The Holographic Remoting Player app has a mismatched version on the remote host 192.168.137.142:8265. Please update the Player app on your headset and try again.
UnityEngine.Debug:LogError (object)

これは使用しているHoloLensのHolographicsRemoting Playerのバージョンが古い場合に発生するエラーです。

これを解消するためにはHoloLensのMi0crosot Storeを開きアプリケーションのアップデートを行う必要があります。

再度HolographicsRemotingPlayerアプリを立ち上げUnityと接続することで正常に機能するようになります。

本日は以上です。