本日はSubstance枠です。
Substance Painterで以下のようなマテリアルを作成しました。
上記のモデルは建物の壁を作成していますが、例えば別の形状の壁を作成した場合タイプが違う別の壁のため見た目はできるだけ統一したいということがあります。
今回はSubstancePainterで作成したマテリアルをスマートマテリアルとして書き出しほかのプロジェクトで流用していきます。
〇スマートマテリアルとは?
スマートマテリアルは、Substance Painter内の特殊なマテリアルの1つで、複数のテクスチャレイヤーとマスクを組み合わせて、3Dモデルにリアリスティックな外観を与えることができるプロシージャルなマテリアルです。
スマートマテリアルにはジェネレーターなどのベイク後に使用できるモデルのデータを使用した処理も含まれており、通常スマートマテリアルをオブジェクトに適応するだけで簡単にビジュアルを構築できます。
〇スマートマテリアルとして書き出しほかのプロジェクトで流用する
今回は次のマテリアルをほかのプロジェクトで流用していきます。
書き出したいマテリアルを選択し、レイヤータブから書き出したいフォルダを右クリックします。 (もし複数のフォルダを書き出したい場合は新規フォルダを作成し、すべてのフォルダが一つのフォルダにまとまるようにします。)
スマートマテリアルを作成を選択します。
これによってスマートマテリアルウィンドウに新しいマテリアルとして登録されます。
現在開いているSubstancePainterのプロジェクトを終了し、新しいプロジェクトを開きます。
スマートマテリアルはユーザーによって共通化されているアセットのためたプロジェクトでもこれによってマテリアルが使用可能になりました。
注意点として今回は頂点カラーをIDとしたIDマップで色を分けて一つのマテリアルで複数の表現を行っているため、スマートマテリアルとして登録した際にIDカラーによるマスクも情報が保存され、実際に使用する新たなモデルに合わせて頂点カラーを選択直す必要があります。
本日は以上です。