夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLensで使える3Dモデルを作る ~ライトセーバーを作る~ その③ カイバークリスタルのメッシュの完成

 HoloLensでは現実空間に3Dオブジェクトを配置、作用させることによってMixedReality(複合現実)を実現しています。

 この3DオブジェクトはHoloLensやxRの分野だけではなく、映画、ゲーム、製造、建築など多くの業界で幅広く用いられるようになりました。

 3Dオブジェクトを作成するツールも増え、少し良い性能のPCさえあれば3Dモデルを作ることは誰でも簡単にできるようになりました。

 前回からライトセーバーを作っています。 今回は3回目の記事です。

 前回の記事はこちら

redhologerbera.hatenablog.com

〇別の視点からのカイバークリスタルを作る

 3Dモデルはその名の通り、立体的です。

 前回Front(正面)から見たカイバークリスタルを作り上げました。 しかし、3Dとしてはのっぺらっとしています。

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 今回はサイドからの視点に切り替え立体的に作っていきカイバークリスタルのモデリングを完成させます。

〇Sideの視点の下絵を加える

 下絵にはFrontから見た視点に加え2つのSideとBackの4つの視点から見たクリスタルがあります。

 立体的に作成するために下絵をコピーしてSideから見た視点として配置します。

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 ・シーンコレクションからEmpty(下絵)を右クリックして コピー 貼り付けてEmpty 1を作成します。

 ・次にコピーしたEmpty 1を『オブジェクトモード』で選択して、[R]キー→[Z]キー→テンキーで[90]で下絵を90度回転させます。

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 Empty 1のトランスフォームをモデリング中のメッシュに合わせ調整します。

 同様にすべての面から見た見た目を調整して下絵に合わせます。

 今回は私好みにアレンジをしていますが、完成したものは以下なります。

 

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カイバークリスタル
  次回はBlenderからエクスポートしてUnityでMaterialを作成します。