本日はHoloLensの表現の実験枠です。
9月に入り季節が秋に傾いていきます。[○○の秋]と秋は何事にも取り組みやすい季節ですが、筆者自身は[運動の秋][勉学の秋]にしたいと思っています。
1日のデスクワークの3時間を立つなど筋トレを意識した生活を始めたのですが、何事にも知識 筋肉を知ることから始まります。
そこで今回HoloLens2を用いて思い付きで等身大人体模型を作ることにしました。
〇作ったもの
〇作り方
〇3Dモデル
今回は3Dモデルが重要です。
筋肉や骨などの表示を正確に見たいです。
そこで今回CCライセンスで公開されているこちらのモデルを使用しました。
以下のライセンスを守れば自由に使用できるモデルです。
こちらをダウンロードしてUnityで使用します。
しかし、そのままのデータではポリゴン数が多くそのままHoloLensで使用することは難しいです。
そこで一度Blenderに取り組みポリゴン数を落として使用します。
〇Blenderへの取り込み
Blenderを開き[インポート]から[FBX]でダウンロードしたモデルを読み込みます。
ダウンロードしたファイルにはすべての情報を一つにまとめたFBXファイルもありますが、今回は骨格と筋肉をそれぞれ読み込みます。
骨格のポリゴン数は240万ほどあります。
筋肉のポリゴン数は1856万とUnityで動かすには非常に多いポリゴン数になっています。
〇ポリゴン数の削減
今回は全身の模型ですが、まずは骨格や筋肉は頭部のみで作成していきます。そこで頭部以外の骨を削除していきます。
マウスのD&Dで頭部以外を選択します。
頭部以外の骨を選択した状態で[Delete]キーを押し削除します。
頭部のみになりました。この状態で45万ポリゴンまで落とせました。
ダウンロードした骨は骨ごとに別々のオブジェクトで作成されているので、一つのオブジェクトにまとめます。
すべての骨を選択して[Ctrl]キー+[J]キーを押します。
筋肉も同様の作業を行います。
[モディファイア]タグから[デメシート]を選択します。
[デメシート]モディファイアはメッシュをまとめてポリゴン数を落とします。
今回は[比率]を[0.1]に設定しました。 これによってポリゴン数は45000ポリゴンにまで落としました。
これをエクスポートしてUnityへインポートします。
Unityでの作業は後編に続きます。