夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blenderでシュリンプクラップを使用してオリジナルモデルに外部からインポートした服を着せる。

本日はBlenderモデリング枠です。

先日はBlenderでリアルな髪の毛を作り、さらにメッシュを法線に沿って拡大しました。

本日は服を着せていきます。

redhologerbera.hatenablog.com

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〇服を着せる

今回はこちらのモデルに服を着せます。 これは[MB-Lab]と[HairTool]で作成しています。

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服を選びます。今回は他のクリエイターさんが作成したモデルを自身のモデルに合わせていきます。

今回は[Nori7023]さんが[Booth]で販売しているこちらのモデルを使用します。

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booth.pm

[Nori7032]さんのブログ[Graph3D]でのモデルの見て感動したためこちらのモデルを購入しました。

3dgraph.me

まずはBlenderにモデルを[Inport]します。

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もちろんですが、筆者のモデルと体格が異なるためうまくマッチしていません。今回はこれをBlenderのモディファイア[シュリンプクラップ]を使用して合わせていきます。

〇シュリンプクラップを使用してモデルを合わせる

①[スカート]をモデルのお尻に合わせて配置します。

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②[スカート]のモデルを選択し[シュリンプクラップ]のモディファイアをアタッチします。

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③[シュリンプクラップ]モディファイアの[ターゲット]に素体を設定します。

これによってスカートがお尻に合わせて包み込むように変形します。

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このままでは手も包み込むように変形しています。 モデルの手を曲げて干渉しないようにしました。

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これで手に干渉しなくなりましたが、スカートの原型をとどめないままにピタリと素体に張り付いてしまっています。

④[ターゲットの法線に投影]、[外側]を設定します。

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これによってスカートのディティールが復活します。

⑤[オフセット]の値をあげます。

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⑥[適応]を選択します。 これによってモディファイアが反映されます。

トップに対しても同様に処理を行います。

これによってオリジナルのモデルにほかのクリエイターさんの作成された服のモデルを合わせることができました。

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