本日はMRTK調査枠です。
MRTKではHoloLensのアプリや先日リモートアプリとして動かした通常のPC向けアプリのほかにOculusプラットフォーム向けのアプリやSteamプラットフォーム向けのPCVR向けのアプリを開発することができます。
今回はSteamプラットフォーム向けにアプリ開発を行っていたところSteamで起動しない問題があったためトラブルシューティングを記事として残します。
今回はOpenXRでMRTKを使用してアプリケーションを作成しましたが、アプリケーションは起動するもののVRとして反応しませんでした。
これはSteamVRがOpenXRをデフォルトでサポートしていないためです。
SteamVRでOpenXRを使用するためにはベータ版の機能を導入する必要があります。
①SteamVRを右クリックしてプロパティを開きます。
②サイドのタブからベータを選択します。
③『参加希望のベータを選択してください』でbeta-SteamVR Beta Updateを選択します。
以上でベータ版の機能がダウンロードされOpenXRを使用したアプリケーションを動かすことができます。
これだけのことでしたが動かすまで結構時間を使ってしまいました。
SteamVRのOpenXR対応ベータ機能は2020年よりリリースされており、2年ほどたっているため本機能にマージされていそうでしたが、現在はまだベータの機能としてのみ提供されているようです。