2019年8月26日から9月6日までアメリカ合衆国ワシントン州にあるレッドモンドという町へ行ってHoloLensに関する特別な旅をしてきました。
初めての一人海外旅だったので見るものすべてが初めてのもので多くのことを学びました。
また、HoloLensの製品開発チームの方々とお会いしお話しすることができ、次の何かへの新たなスタートラインへ立てた貴重な体験でした。
今回から数回にわたって私の体験を残したいと思います。
〇旅のきっかけ
7月にHoloLensのSDKであるMixedRealityToolKit(MRTK)チームをはじめとする本社のHoloLensチームの方々の来日を記念したHoloLens MeetUp特別編がありました。
ここで私は本社チームの方に「HoloLensと出会って人生変わった!」と手紙を書いて手渡しましたところ、私のストーリーに大変興味を持っていただきチームの多くの方々にシェアしていただいたそうです。
また、日本のMicrosoftの方が丁度8月末にレッドモンドへ行くとのことで「もしレッドモンドに来るなら案内するよ!」とステキな提案を頂いて今回の旅へとつながりました。
〇旅の概要
・期間:2019年8月26~2019年9月6日
〇レッドモンドの町
ワシントン州シアトルの郊外に位置するレッドモンドという町が今回の旅の舞台です。
空の玄関口であるタコマ国際空港があるシアトルからは、ワシントン湖を挟んでハイウェイで3~40分ほど走った場所に位置する人口5万人ほどの町です。
比較的降水量が多いらしく雨の町なんて言われることもあるそうですが、私が滞在した2週間は晴れが続き、とても過ごしやすい気候でした。
日本に比べると空気が乾燥して気温も20°程度の過ごしやすい反面、日差しがとても強く日傘がないと外を歩くことがつらかったです。
また、東京に比べ日が落ちるのが遅くシアトルのエリオット湾に沈む夕日がとても美しい大変すばらしい街です。
〇シアトルの街
シアトルは勾配の多い土地に大きなビルが並んだ大都市で、急な坂の上からのぞく青い海を見ると、映画「魔女の宅急便」を思い浮かべるような美しい都市です。
また、街のところどころにボードゲームやジェンガ、卓球台などが設置されており、街の人々のコミュニケーションの場となっているようでした。
シアトルにはスターバックスやマクドナルドといった日本でもよく見るチェーン店も並んでいましたが、どれもアメリカンサイズで、上の画像のドリンクは日本ではメガサイズと呼ばれるくらいの大きさですが、標準でこのサイズが提供されていました。
〇Ada's Technical Books And Cafe
シアトルの町は天気が良くとても乾燥していたため多くのカフェに立ち寄ったのですが、私が一番気に入ったお店がAda's Technical Books And Cafeです。
ドリンクがおいしいのはもちろん、専門的な技術書から子供向けのサイエンス本まで多くの科学書籍の並ぶブックカフェです。
このお店はコンピュータサイエンスに関する本を書いた(計算機を考案したチャールズ・バベッジの本を訳して元の倍以上の注釈をつけた)Ada Lovelaceという女性にちなんでつけられたようです。
店内に並ぶ本には彼女に関する書籍も並び私も「Who says women can't be Computer programers?(女性がコンピュータプログラマーに慣れないなんて誰が言った?)」という絵本を買いました。
今回はHoloLensの故郷の街並みに関して紹介しました。
次回はいよいよMicrosoftのキャンパスに関して私の体験をまとめます。