本日はMagicLeap2枠です。
今回はUnityでML２のアプリケーションを作成する手順を本日現在の最新版としてまとめていきます。
〇環境
・Unity2022.3.4f1(LTS)
・Windows11PC
・MixedRealityToolkit2.8
・MLHub
ML2が登場した時点よりUnity2022以降を使用する必要がありましたが、先日ようやく22版のLTSが登場しました。
開発を行う際はMLHubでUnityのSDKの入手を行っている必要があります。
〇開発手順
①Unity2022以降のバージョンでアプリケーションを作成します。
なおURPを使用することが強く推奨されています。
②UnityのAssetsStoreからMagicLeap SetupToolを入手します。
このMagicLeap SetupToolが登場することで以前は手動でプロジェクトの設定を行う必要がありましたが、半自動的にML２用のセットアップを行うことができます。
③入手後はUnityプロジェクトのPackageManagerを開き、MagicLeap Setup ToolをImportします。
特に理由がない場合すべてをインポートします。
④ インポートが完了するとMagic Leap Project Setup Toolのウィザードが起動します。
これは各プロパティが緑と黄色の個所がありますが、緑がML2用に設定されているプロジェクトの項目、黄色が対応が必要な設定項目という意味になります。
最下部のApply Allを選択します。
複数のウィンドウが出ますがContinueを選択し続行します。
設定中にはUnityEditorを再起動するプロセスもあるため事前にシーンの保存等も行っておく必要があります。
すべてが完了するとウィザードの表示がすべて緑になります。
以上でML2に向けてUnityプロジェクトの設定は完了しました。
以前は手動ですべて構築していたのでかなり楽になっています。
