本日はHoloLens 2アプリレビューです。
私事なのですが、本日9月8日は筆者の誕生日です。
筆者にとって特別な一日なの私が一番好きなアプリを遊んでいきます。
〇Type In Spaceとは?
HoloLens 1st時代からリリースされているタイポグラフィーに関するアプリケーションです。
Type In Spaceを用いることで空間上に好みの文字を様々なフォントで配置することができます。
開発者は昨年の夏筆者のHoloLensに関するシアトルの旅の中で一番お世話になったMicrosoftのYoon Parkさんです。
Yoonさんはグラフィックデザイナーとして、私は空間で美しいタイプを見たいという気持ちでアプリを開発されたようです。
〇Type In Spaceでできること
・空間上に文字の配置と移動
文字を空間に配置するだけでなくHandTrackingを使用して自由に配置や大きさを変えることができます。
まるで本当に文字をつかんでいるような感覚を覚えます。
・複製 文字色 フォントの変更 アウトライン
英語だけでなく韓国語、日本語のフォントにも対応しています。
・ピン止め
・サンプルタイポグラフィー
・SpatialMesh
SpatialMeshはユーザーが任意にオンオフできます。
また、PulseShaderを使用することもできます。
・フィジックス 重力
文字同士がぶつかった際に慣性によって動いたり、重力で落ちたりします。
〇Type In Spaceの好きなところ
筆者がこのアプリで好きなところはMRTKの機能を最大限生かしてすべてが美しく空間をクリエイトしている点です。
まずアプリが起動するとスプラッシュスクリーンに続いてアプリの使い方が表示されます。 これは自動的に移り変わり、ストレスなくアプリの使い方をユーザーに伝えます。
また、最後の説明と同時にアニメーションが始まりMIXED REALITYのタイプが現れます。
Type In Spaceはアクションゲームや教育コンテンツとは違うジャンルの派手な演出はないアプリですが、だからこそ細かい演出が見ていて丁度良い心地よさを感じさせます。
また、MRTKの機能が最大限利用されており、「このような使い方をできるの?」という新しいアイデアや知見が最も得られるアプリでもあります。
たとえばハンドメニューでは手がLostするとメニューがその場に表示され続け、再び手を認識するともう一度手に沿ってメニューが動くようになります。
まるでMRTKのサンプルの一つのように開発者にとっても刺激的でありながら、HoloLensアプリとしても研ぎ澄まされています。
以上筆者が最も好きなHoloLens 2アプリType In Spaceでした